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- 炭酸ガスレーザー
炭酸ガス(CO2) レーザーとは、10,600ナノメートルの波長のレーザーを皮膚に照射、細胞内の水と反応させて熱を発生し、施術部位の細胞を蒸散させる治療です。
照射時に施術した部位周辺の血管は熱凝固作用で固まり、出血を抑える効果があります。
当クリニックではエムエムアンドニーク社のレーザリー15Zµという炭酸ガスレーザーを導入しています。
炭酸ガスレーザーの特徴
切除術に比べると治療は短時間で終了し、出血も極めて少ない治療です。照射範囲に傷ができる心配もありませんし、レーザーによる蒸散作用は皮膚組織の表面に限られるため、施術した部位の治りが早いというメリットがあります。
深部組織や、施術する部位周辺の正常な皮膚組織にはダメージを与えないため、メスで切除する場合よりも傷跡が残りにくいのが特徴です。
皮膚の組織を蒸散させるため痛みを伴いますので、施術前に局所麻酔を使用します。
炭酸ガスレーザーはこんなお悩みにおすすめ
- ほくろ
- いぼ(アクロコルドン、脂漏性角化症)
ほくろやいぼの治療の場合、皮膚の深部組織や周辺の正常な皮膚にダメージを与えないため、メスによる切除に比べて傷痕が残りにくく、治りも比較的早いという特徴があります。
盛り上がったほくろは、肌の深部まで細胞が増殖している場合があり、治療後に再発することがあります。
施術のリスク・副作用
照射の際に、針で刺された程度の痛みを感じます。
治療した部位に保護テープ(または絆創膏)を貼っていただきます。施術した部位が赤く腫れる場合があります。また、強い色素沈着が起きる場合があります。
洗顔・入浴は保護テープを貼ったまま行ってください。
術後は日焼けを避けてください。また、保湿をしっかり行ってください。
ほくろなどの治療で再発した場合は再照射、もしくは病理検査が必要と考え、保険治療で高周波メスによる切除をします。
炭酸ガスレーザーを受けられない方
下記に該当される方は炭酸ガスレーザー治療を受けられませんのでご了承ください。
- 光線過敏症の方
- 妊娠中、授乳中の方
- 皮膚炎のある方
- ケロイド体質の方
- 激しい日焼けをされた直後の方
- 脳疾患、心臓疾患、糖尿病、悪性腫瘍のある方
詳細についてはお問い合わせください。
費用
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